家庭教師のバイトで受け持った美少女は、ナボコフの小説そのままのロリータ。彼女から誘惑され、SMのテクニックや精神性を独学しつつ、自分好みの性奴隷に調教してゆく美少女SM小説。
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尚、このブログの内容は、すべてフィクションです。実在の人物・団体・事件などとは一切関係ありません。
それにしても、可愛いよな――。
和也は、舞の横顔に目をやると、心の中で改めてそうつぶやく。
「先生、この問いは解の公式を使うのが正しいんでしょうか?」
舞が机の上に開いた問題集を滑らせて、こちらに体を寄せてきた。14歳という年齢に相応しく、どこか幼さを残した体臭が香る。しかし、その中に既に大人の色香を感じさせる何かが混じっているように思えて、少しうろたえてしまう。
「うーん、それでもいいだけど、このパターンの問題は、もっとスマートな解き方があるんだ」
内心の動揺を悟られないように気にしつつ、和也は努めて平静な声で答えようとした。机から取り上げた教科書をめくり、関係する単元のページを開ける。
「この数とこの数の比は3だよね。こっちの式も同じだ。こういうパターンでは……」
舞の視線は、じっと和也の手元を見つめている。同じように教科書に目を落としてはいるものの、彼の意識は自分の肌に集中していた。
体を寄せてきた舞と、互いの二の腕が触れ合っている。その一点から、少女の放つ熱が自分の腕の中に流れ込んでくる気がする。
「……という感じだね。じゃ、このやり方で解いてみてくれるかな?」
「はい」
こくんとうなずいて、舞はノートにシャーペンを走らせ始めた。二の腕はくっついたままだ。せまっ苦しいだろうにと思いはするが、和也も自分から離れようとはしない。
この舞の部屋はエアコンが効いてはいたが、ついさっきまで熱気の残った夕暮れの道を歩いてきた和也は、かなり汗をかいていた。今年の残暑は強烈だ。その感触を舞が気持ち悪がらないか心配だったものの、自分から肌を離す気にはなれなかった。
「先生、できたと思います。これでいいですか?」
こちらを見上げた舞の顔が、思いのほか近くにあった。ドキンと和也の胸が弾む。この子にキスをしたら、どうなるだろう。そんな想いが、ふっと彼の頭を掠めた。
難関大学に入ってよかったと思えるのは、家庭教師でこういう美少女に当たった時だと、しみじみしていた主人公は、やがて自分が誘惑されていることに気づく。
SMに興味津々の美少女。しかし、彼にとってSMは未知の官能世界。インターネットを駆使して情報を収集し、ご主人様への階段を一歩ずつのぼってゆく美少女SM小説です。